正直に言うと、毎日ニュースを追うのが嫌になっていた。
ChatGPT、Claude、Gemini……AIの進化はまるで毎日何かが変わる。でも気づけばタブを開いては閉じ、タイムラインを眺めては流し、いつのまにか「大事な情報を見逃していないか」という漠然とした不安だけが残っていた。
「もう、ボットに全部やらせればいい」
そう思って作り始めたのが、今回紹介する AI News Discord Bot だ。
何をするツールか
一言で言えば、毎朝自動でAIニュースを収集し、日本語に翻訳してDiscordに投稿するボットだ。
情報源は大きく2つある。
まずRSSフィード。TechCrunch AI、The Verge、VentureBeat、MIT Tech Review、HuggingFace Blog、OpenAI News……英語圏の主要メディアから最新記事を引っ張ってくる。
もうひとつがX(旧Twitter)のAPI。AIに関する公式アカウントの投稿や、「AI副業で稼いだ」「このプロンプトが神だった」系のエンゲージメントの高いツイートを48時間以内で収集する。
そして集めた情報をClaude Haiku(Anthropicの軽量・高速モデル)に渡す。Haikuは「これは本当に有益か?」をフィルタリングし、英語記事なら日本語に翻訳・3文で要約して返してくれる。
最終的にDiscordのチャンネルへ、カテゴリ別にきれいに整形されて届く。
5つのカテゴリで情報を分類
ボットが仕分けするカテゴリはこの5つだ。
- 最新AIニュース ── 新モデルのリリース、主要企業の発表、AI規制の動向
- AI技術情報 ── 新アーキテクチャ、ベンチマーク比較、推論最適化など開発者向け情報
- Claude/ChatGPT/Gemini Tips ── 実際に使えるプロンプトや新機能の活用法
- AI副業マネタイズ(国内) ── note、Brain、Coconalaなど日本のプラットフォームでの収益化事例
- AI副業マネタイズ(海外) ── Fiverr、Gumroad、PromptBaseなど海外での稼ぎ方
「全部追いたいけど全部は無理」という状況を、ボットが解決してくれる。
作ってみて気づいたこと
このボットを動かし始めて、情報との付き合い方が変わった。
朝起きてDiscordを開くと、すでに整理された情報が届いている。英語が苦手でも関係ない。HaikuがすべてをきれいにAI翻訳して、要点だけ届けてくれる。
「知らなきゃいけない」という焦りがなくなった。
X APIを使っているのがポイントで、フォロワーが多いアカウントの人気ツイートだけを拾えるので、バズった有益情報を漏らさず収集できる。いいね数とRTに重みをつけてスコアリングしているので、エンゲージメントが高い投稿が上に来る仕組みだ。
使用技術まとめ
- Python 3
- X API v2(Bearer Token認証)
- RSS解析(urllib)
- Claude Haiku API(フィルタリング・翻訳・要約)
- Discord Webhook(Embed形式で整形送信)
- Windowsタスクスケジューラ(PowerShellで毎朝9時に自動実行)
「ゼロからリスタート」している今だからこそ
このブログのテーマは「ゼロからのリスタート」だ。
正直、技術的にゼロから始めた人間が、X APIとClaudeをつないで情報収集を自動化できるようになるとは思っていなかった。
でも動いた。毎朝9時に、ちゃんとDiscordに届く。
これはちっちゃな自信になった。「自分でも作れる」という感覚は、次への一歩を軽くしてくれる。
まだまだ改善したいことは山ほどある。でもまず「動くものを作った」という事実が、今の自分には一番大事なことだと思っている。
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